万人に薦められる『君の名は。』を見に行け

ネタバレなしの所感を先に書きます。ネタバレありVerはネタバレなしVerの下記に書いていきますので嫌な人は「続きを読む」をクリックしないようにしましょう。

 

■ネタバレなしVer

妹を誘い今話題の『君の名は。』を見てきました。Twitterでも話題で「隣にいた女性がマジ泣きしていた」「周りが女性客ばかりでおっさんがいない」「おっさんには理解できない若者にのみ理解る(わかる)恋愛映画」と煽り文章が気になったので見に行きたかったわけだ(正直俺もまだ若者なのか試したかった)。

さすがにマジ泣き出来る自信はないけど新海誠監督の実力がどれほどのものか見せてもらいましょ、といつもどおりの上から目線で見たらやられましたね。かなりの出来の良さに感動してしまったよ俺は。

 

この映画の出来の良さ

映画に限らずアニメだろうがドラマだろうが何で視聴者が理解できない突拍子のない展開いれてくるんだよ!という監督の主張が入れられるシーンがあると思うがこの作品にはそれがなく、非常に理解しやすいシーンの連続で頭を空っぽにして楽しめる。理解できるというのが重要でわけわからないものを見せられても混乱するだけだし、その後の展開にもついていけないわけだ。理解できかつ大衆受けするネタなら惹きつけられるし感動もしやすい。

 

もしかすると濃いオタクなら物足りないとか他にも文句をつけるかもしれないが”浅い”オタクの俺はほんと楽しめたよ。さすがにマジ泣きはしなかったけど感動できて俺は浅いオタクでよかったのかもしれない。何事であろうと楽しめるというのは重要なことだよ。良い作品ならなおさらね。

 

あとヒロインがかわいいはほんと正義と認識した。この映画みたオタクは三葉ちゃんまじかわいい、俺もこういう女性と付き合いたかった・・・と思うはずだ、というか思え。こういうときめきを思い出すためにもオタクには是非見に行ってもらいたい。

 

 

 

 月曜日の昼、しかも岡山という田舎!でこの人気だよ。周りは女性の客ばかりで見に行ったら驚くと思う。つまりこれから先この記事の視聴者がするべき行動は以下だ。

 

結論

というわけでこれを足がかりに気になる女性を誘って映画にいこう。わかりやすいストーリーで感想もお互い言いやすいだろうし、何より恋愛映画だ、見るにはうってつけだろう。まあ『君の名は。』じゃなくてもいいから女性が見れるような”話題作”なら何でも良い。女性は君と行きたくないなら断るだろうし、普通の友達として誘いに乗ってくれるかもしれない。ともかく誘ってみないと先には進めないのだ。

(妹に女性を「君の名は。」観に誘ったらどうなると思う?と質問を投げつけた回答が上記だ。童貞の俺にこんな意見は出せない)

 

男同士で見に行くのももちろん楽しめる。ただせっかくなら女性と見たほうが楽しめるんじゃないかなー。ちなみに話題作ゆえにもう見てる女性も多数いると思うからそのときは別の映画を見よう。

 

 

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 ■ネタバレありVer

 ”浅い”オタクの俺でもこの映画に対して突っ込んでみたいところはある。

・入れ替わり時、新聞等で日付みれば色々とわかるのでは・・・?

・彗星ってキーワードで瀧くん気づこう

・携帯の番号登録お互いしてるなら連絡とろう

 ・田舎ものがはじめての東京で電車乗って学校いけないでしょ

・入れ替わったらもっと体のあちこち触るでしょ

 

軽くあげただけでもこれだけあるけどこんなの突っ込むのは無粋だよ。

・お互い入れ替わり生活が楽しかった

・時間のずれに気づかなかったのは彗星の仕業

・日記が消えたのだって彗星の仕業

・恋が上手くいったのは彗星のおかげ

・入れ替わり時、自撮りでネットに取り返しのつかない画像上げなかったのも彗星のおかげ

これでいいんだよ。オタクは細かく突っ込むからモテないとかどっかで見たけどその通りだと思う。楽しめればいいんだよ!!!!

 

入れ替わり

それにしても入れ替わり生活いいよなー・・・俺もしてみてーよって思ったけどもし三葉ちゃんと俺が入れ替わったら三葉ちゃんがまじで一生泣きつづけるだろうし、入れ替わり時おっぱい触るな風呂入るな!という禁止事項どころの騒ぎじゃなく三葉ちゃんは寝る前に自分を手錠などで縛ってから寝ると思う。そうじゃなきゃ起きてブサメンと入れ替わったとき地獄でしょ。ブサメンとはあたしの入れ替わり生活どうなっちゃうの~~とはならない。一方的なブサメンによる性活が待ってる。なんにせよイケメンじゃないと入れ替わりしてもお互いうれしくないからほんと瀧くんが対象でよかった。

 

奥寺先輩

俺は年上が好きなのでこのキャラクターが出たときほんとうおおおおおと心の中で叫んだしデート中もいけっ!押せっ!と興奮してた。年上キャラは無条件で良いね。その上瀧くんの意味不明な旅にまで付いてくる押しかけっぷりも堪らなかった。

ちなみに宿で宿泊するときの黒いブラジャーがチラッと映るシーンとかラスト付近の結婚指輪が見えるシーンとかでもやべえ!!!とか思ってたんだけどふと我に帰ったんだよね。結局三葉ちゃん3つ年上になるじゃねえか・・・。ラストに”大物”が爆誕しちまった。俺は映画見始めたときから三葉ちゃん推しでした。人妻に手を出すのはよくないぞ。

 

最後に

俺は登場人物の名前がヒロインであろうと連呼してくれないと覚えられないので今回の作品は連呼してくれて助かった。無駄に壮大なストーリーとかキャラクター多数の作品だとまじで覚えられないんだよね。今回はメインキャラ2人にサブ3-5名ほどでほんと助かった。新規の客層見込むためにはこれぐらい単純にしたほうがいいんだねえと実際に見て理解できたよ。これぐらいの話題作が出たらまた映画を見に行きたいね。